ELECTRONICS
あなたは今、この画面を何で見ていますか?パソコンですか?スマートフォンですか?
実はその中に、「エレクトロニクス」が詰まっています。
画面に文字や画像を表示したり、文書や音声を記憶するといったことを可能にしているのが、中に組み込まれた半導体や小さな電子部品。これらの部品や、内蔵しているプログラム、ネットワークを総称して「エレクトロニクス」と呼びます。
・進路上の車両や歩行者を前方センサーで検知し、衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに衝突回避として行われ自動的にブレーキを作動してくれる自動車
・ICカードをかざせば残高を表示してくれる駅の改札
・ボタンを押せばお弁当を温められる電子レンジ
他にも、自動販売機、ゲーム機器など、私たちの身近な電気製品を動かす役割を果たしているのが「エレクトロニクス」なのです。
日本のものづくり産業は、エレクトロニクスなくして語れません。自動車産業、テレビや冷蔵庫などの家電製品、工場などの産業ロボットなど、あらゆる分野でエレクトロニクス技術が使われています。
しかし、これらの製品の内部を構成する技術は、単独で存在しているわけではありません。例えばA社の持つ技術、B社の持つ部品、この組み合わせに最適なC社のシステム…といったように、個々の部品やプログラムが幾重にも組み合わさって、複雑な動きを可能にしているのです。
このように、エレクトロニクスは快適で便利な私たちの暮らしを実現してきました。
遠距離の移動を可能にした自動車も、エレクトロニクスの搭載によって日々進化をしています。エアバッグが作動するしくみや、急ブレーキを踏んでも障害物を避けられるよう、タイヤの動きを止めないアンチロック・ブレーキシステムなど。運転している人の命を守るためのしくみはもちろん、ボタンを押すだけでエンジンがかかるようになったり、行き先を提示するカーナビを搭載したり、自動車のエレクトロニクス化は、より便利で快適な乗り物を実現したのです。
初めて発売された携帯電話を見たことはありますか?
ショルダーバッグのような見た目で、機械部分がとても大きく、重さも3kg近くあったのだとか。価格も約20万円ととても高く、気軽に使えるものではありませんでした。
それがエレクトロニクス技術の進化のおかげで、機械部分の小型化、大量生産が可能になり、誰もが手の届く価格で手のひらサイズにまで小さくなったのです。
エレクトロニクスの進化がなければ、私たちは今でもショルダーバッグのような携帯電話を使っていたかもしれませんね。
以前の改札口には、駅員が立ち、乗り降りする乗客から紙製の切符を受け取ったり、切り込みを入れたりしていました。しかし現在は、ICカードをかざせば自動でフラップドアが開き、乗客はスムーズに入退場ができます。何故すぐに改札が通貨でき、残高が表示されるのでしょうか?実は、これを可能にしたのもエレクトロニクス。技術の進化により、人が改札を通る一瞬で残高を計算し、乗り降りする駅も管理できるようになりました。こうしてたくさんの乗客が、長蛇の列をつくることなく駅のホームに出入りができるようになったのです。
教習所に通って運転を学び、免許を取得して初めて運転ができる自動車。安全・快適に、全部自動で運転してくれたら…と思ったことはありませんか?
乗るだけで目的地まで連れていってくれる完全自動運転の車の開発は、技術的には可能と言われ、実際に開発している企業もあります。
利用者の安全を守るためにできる自動運転の自動車は、追求し続けたい分野です。
駐車支援システムや、車間管理システムなど、これまで自動車におけるエレクトロニクス化では、
・障害物にぶつからないよう駐車したい
・安全な車間距離を保ちたい
という、希望を実現してきたのです。
新光商事では、自動車の部品も納入させていただいています。
自動車の部品に対しては人命にも関わってきますので、高い信頼性と品質が求められています。
それに応えるため長年努力を重ね、お客様と信頼関係を築いています。
これからも「あったらいいな」の自動車の未来をサポートしていきます。
目の前に浮かんだ映像にタッチするだけで操作が可能なコンピューターを、SF映画などで見たことはありませんか?空中に画面が浮かび上がる様子は、近未来を彷彿させ、ワクワクしますよね。
実はこの技術、すでに実現しています。その名も「AIplay」。
2016年5月に、満を持してリリースしました。
この事業は社員のプロジェクトで実現したものです。社員の「あったらいいな」が形になりました。
画面を空中に浮かび上がらせているのは、AI(エアリアルイメージング)プレートという特殊な偏光板の透明プレート。フィンガージェスチャーだけで操作が可能なため、
・濡れた手や汚れた手でも反応可能
・非接触のため画面が汚れず衛生的
・手袋をしたまま操作ができる
など、たくさんの価値が生まれました。
このように、アイディアを現実のものとするため、各メーカーの技術をつなぐ役割をしているのが、私たち新光商事なのです。
皆さんが描く便利な未来の生活を、新光商事で実現してみませんか?